今年9月、サービス付き高齢者住宅「すまいる川内」へ入居されているN様が、めでたく100歳を迎えられました。100歳を記念し、広島市安佐南区の職員の方が施設に来られ、内閣総理大臣や広島市長の名前の入った「お祝い状」2枚と「銀杯」をN様に贈られました。
この偉業にN様は「大したものはもらえんよぉ。わしゃ、100歳ゆう実感はなあよ。ただ長ごう生きたの。年をとったの。いうだけよ」と100歳のお祝いには謙遜されていましたが、当日の朝は待ちきれないのか1階ロビーに朝から昼までずっと座って、待ち構えていらっしゃいました。いつもは気丈で、周りの気遣いばかりされているN様ですがこの日ばかりは自分が主役なので少し照れつつも、喜びを隠せない様子でした。当職員からの「長寿の秘訣は何ですか?」という質問に笑いながら「なあよ!そんなもん!」と言われつつ「好きなように、好きに生きること」と教えてくださいました。最後までN様らしいお祝いとなりました。
実は当施設職員も100歳のお祝いは初めての経験で、役所の方が来られる日の朝に、ロビーに紅白の垂れ幕を張り、数日前からN様とドキドキしながら待ち構えておりました。当施設職員にとっても、貴重な経験となりました。
市長代理と
N様100歳
N様ご家族と
全員で