ご利用者より「以前は職員さんが作ったカレンダーが貼ってあったのに、今は何もないね。」との声を受け、カレンダー作りをすることになりました。
どんな物が良いか尋ねたところ「長く使えて、皆で作れる物が良いんじゃない。」と意見が出て、画用紙に数字と曜日を記載したものを用意し、日めくりになりました。
「これは貼り絵にすりゃー良いんじゃない。あんたはちぎって。」等話が盛り上がり、数日かけて、折り紙をちぎる人・貼る人と、分かれ作られました。「長う使うんなら、丁寧に貼らんといけんじゃろ。」と言って、ハサミを使ってはみ出したところを丁寧に切られる方もいらっしゃいました。
個性的なカレンダーが出来上がりました。
ご利用者より「たまには外のものが食べたい」と言う声が出て、小僧寿しのチラシとホットモットのチラシを持ち帰りました。
チラシを見ながら隣の席の方と「あんたはどっちの店にする?」「何頼む?」など長い時間考え、メニューを決められ、始終弁当の話で盛り上がりました。
当日の朝、お迎えの際に「今日は弁当じゃろ。お金持ってきたよ。」と挨拶するより先に教えてくださいました。
昼食時間になり、ご自分で選ばれたお弁当を手元にされ「あんたはそれ買ったん?おいしそうじゃな」等の声が聞かれました。
いつもは少食気味なご利用者が「寿司はやっぱり美味しい」と言われ全部召し上がられました。「今度はいつお弁当頼むの?」と再リクエストも出ました。