「『新しい公共』づくりをめざした市民と民主党の政策形成プロジェクトIN広島」(【主催】民主党企業団体委員会)に少し遅れて参加しました。13時までは社団法人広島県社会福祉会の理事会に出席しておりましたので、ご宥恕いただきたく存じます。失礼致しました。
遅れて会場に入ると「パネルディスカッション」が展開されていました。席に着くと間もなく、�螢好錺鸞緝充萃�役社長 海津歩氏のご発言が耳に留まりました。急いでPCを開いて書き残したメモを、振り返り読むと―――「社会にインパクトを与えなければ、その実践は自己満足に過ぎない。インパクトを与えて、実効を上げることを重要視して(私たちは)実践をしてきた」というものでした。
もちろん口語表現ですから、「実効」は「実行」の意かも知れませんし、私の都合の良い解釈の仕方かも知れませんが、つまり、社会にインパクトを与える実践を通して、社会に実益を上げていくこと、もっと端的に言えば、実践を通して社会変革を遂げること、その事が出来ない実践は独り善がりの実践であるという意味に解釈しております。
NPO・社会的企業・コミュニティビジネスにおける実践には、社会に何かを訴える要素が不可欠です。社会の課題を認識し、放置しておってもその課題が一向に解決しない中、「無いものを嘆くなら、つくればいい」と、志を持った人々が起ち上がって起業するのが如上の実践だからです。
私は同じ意味において、社会に訴えるべき基軸を持たない芸術(アート)は、真の芸術(アート)ではないと認識しております。芸術に対してすらそのような視点を持っているものですから、NPOの活動は当然社会性の高いもので無ければならないという認識を持っております。海津氏のご発言は、自明のことではありますが、目の前の実践を積み上げる中で、次第に忘れやすい使命(ミッション)でもあります。その事を再認識させていただいたことに、深く感謝しております。
そして、あるべき姿を語ることも実は大切な行為なのですが、それよりもあるべき姿を実践して見せることが至上であることも、このご発言は指しています。実践して見せること、これほど社会に対してインパクトを与える事柄はありますまい。
これからのNPOや社会的企業には、社会の課題を変革する志と、その実践力が問われているのです。
この記事にコメントする