日本ホームヘルパー協会が提唱する「ヘルパー憲章」(1982年)では、「私たちホームヘルパーは、常に研鑽に努め、在宅福祉の第一線にある者として、自ら資質向上に努めます」とあります。まさに、第一線を担うに相応しい実践をされている方々と交流の機会を頂きました。日本ホームヘルパー協会が主催する「中部ブロック研修会」に参加のため和歌山市(県民交流プラザ和歌山ビッグ愛)に伺いました。地域の絆における地域支援実践に対する重要な示唆をご講演の中で何度となく頂いた厚労省の君島淳二先生のご講演もカリキュラムにあり、思わず和歌山まで走った次第です。
交流を通して強く感じたことは、継続して第一線を担っていくためには、思いや志はやはり不可欠であるということ。無論、思いや志だけでは、残念ながら利用者の権利擁護の実践は成されません。そこには専門職としての理論とデーターが不可欠です。しかし、情動性も重要な要素であって、人の心は他者の心によって動かされる側面も十分にあるわけです。何かその様な、原点に改めて触れることが出来た気が致しております。本当に良い機会をいただけました。
そして、強い思いと志を持たれた参加者の多くは、優しかったし、温かかった。私は一人で伺ったのですが、懐広く仲間に入れていただき、共に過ごして、とても癒されました。ホームヘルパーはそんな人間力をお持ちの方が多いということに気が付きましたし、そのような人間力をお持ちの方でないと成り立たない職務ではないかと再認識したところです。
歯に衣を着せ過ぎて、結局何が言いたいのか良く分からぬ役所の答弁とは違い君島先生のご講義はこの度もご多分に洩れず明快でした。特に、行政の方のお話から、理論や思いを受け取ることは殆どありませんが、先生の理論や思いを私たち地域の絆では受け継いだ実践を現に行っています。「地域はあるものではなくつくるもの」「地域住民の信頼を勝ち取るために必要なのは、専門性でも理論でもなく専門職の『汗』である」といったお話は、地域の絆における地域支援の「心」となっています。
私の今年度の目標は、県域を越えた同じ志を持つ方々とのネットワークづくりにあります。その意味におきましては、また一歩前に踏み出せた気がしています。
JR和歌山駅東口にて
西口の方が人の往来やお店も多く市街地化していました。
西口と東口の往来が、特に重たいキャリーバックを持った私には非常に困難な状況でした。その意味においては、上下運動の一番少ない乗り物は、やはり路面電車でしょう。高齢者や障害者にとっても優しい乗り物と言えます。同じ人口規模の仙台市と広島市を比べても、地下鉄化した仙台市に比べ、広島市の誇れる良いところかも知れませんね。
人間関係は希薄化を感じず、お店の方の対応も業務的ではなく、人懐っこさを感じました。政令市化しても、田舎の良さも残しているそんな「まち」ではないかとお見受けしました。
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