全国の社会福祉協議会では、ボランティア志願者が殺到しているようです。同じ民族や国民としての意識、決して他人事ではない思い、何よりも現に生活に窮する人々の姿をメディア等で見るに見かねての行動かと存じます。
中国等のアジア諸国では、被災した日本人のその様な「冷静」な対応を称賛していると聞いています。東日本大震災は、私たちに甚大なダメージを与えていますが、一方でその中から僅かでも光を見い出すとすれば、この様な他人に対する思いやりや、助け合いの意識が、私たち国民の中に依然根強く残っている事実ではないでしょうか。
冒頭の行動は、お金や経済的価値に則ったものではありません。そこに私は大いなる価値を見い出しています。金銭的・経済的価値を至上とし、我が国は社会構築を行ってきました。そこで、如上の様な価値、共に生きるという価値であったり、助け助け合えるという価値、お互い様の価値、何人たりとも排除・排他・排斥をしない価値等が希薄化してきたことは否めない事実であります。
経済状況が良くなっても、自殺者は増え続けた現実に目を向けると、そこで失われてきた価値こそが、実は、持続・安定可能な社会構築に必要・不可欠なのかも知れません。その様に考えつつある人々が増えている昨今、冒頭の活動が促進されていると私は分析しているところです。
「僕らが手にしている 富は見えないよ」「何故なら価値は生命に従って付いている」※椎名林檎氏も歌います。
新たな価値が芽吹いている。今、私はそれを感じています。
※椎名林檎氏「あまりある富」
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