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NPO法人 地域の絆

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中島康晴

地域の絆 代表理事 中島康晴

終りがあることの素晴らしさ(2003年8月13日執筆)

2009/04/26 12:00:00  社会全般
仁伍町内会のとんど
ありきたり・素人的な表現と笑われるかもしれないが、最近終わりのあることの素晴らしさを実感している。同じくありきたりな表現でこの世のあらゆる物・事柄には終わりがあるのだが、このありきたりな感覚が実社会ではなんだか稀釈されている様に思われる。
終わりがあることは素晴らしいことであって終わりがあるからこそ人間は輝いて生きられる。
結婚や恋愛・仕事も同じでそれは永遠に続くと約束されているものでは断じてない。だからこそその間、人は生き生きと輝いていられるのである。
恋愛や結婚の話で言うと連れ合いと永遠に一緒にいられる訳ではない。死別にせよ破局にせよ必ず終わりが訪れる。だからこそ今お互いを大切にして生きていけるのだと思う。結婚すれば死ぬまで夫婦であると言う時代は終わったが、まだその義務感・「常識」の呪縛から社会は解き放たれてはいない。結婚すればお互いがお互いの永遠の連れ合いとなる様なそんな感覚がどこかに残っていたりする。お互いがお互いの永遠に約束された連れ合いであると実感した時、人・その関係はときめきも輝きも失う。終わりがあるという大前提があるからこそ今この時を大切にしたいと考えるし、相手を大切にしたいと感じるのである。そういったことを考えると、一般的に結婚より恋愛にときめきがあるのはその終わりがあることがより実感される為であると言えなくもない。人生も同じで「いつかは死ぬ」と実感して初めて自分が信じる後悔のない道を力強く生きて行けるのだと思う。
終わりがあることを実感して生きて行くと、色んな事に感動できるし物事がきらめいて見えてくる。ときめきが生まれる。「終わりがあることの素晴らしさ」と書く所以である。

Date 2009/04/26
中島康晴 特定非営利活動法人 地域の絆 代表理事
1973年10月6日生まれ。大学では、八木晃介先生(花園大学教授・元毎日新聞記者)の下、社会学を中心に社会福祉学を学ぶ。巷で言われる「常識」「普通」に対しては、いつも猜疑心を持っている。1億2千万人の客観性などあり得ない事実を鑑みると、「普通」や「常識」は誰にとってのそれであるのか、常に思いを巡らせておく必要性を感じる。いわゆる少数派の側から常に社会を捉え、社会の変化を促すことが、実は誰もが自分らしく安心して暮らせる社会の構築に繋がると信じている。
主な職歴は、デイサービスセンター生活相談員、老人保健施設介護職リーダー、デイサービス・グループホーム管理者。福祉専門職がまちづくりに関与していく実践の必要性を感じ、2006年2月20日特定非営利活動法人地域の絆を設立。学生時代に参加した市民運動「市民の絆」の名前をヒントに命名。
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